「日本語話し言葉コーパス」の書き起こし基準について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
国立国語研究所, 通信総合研究所, 東京工業大学では, 科学技術振興調整費開放的融合研究制度の下, 自発性の高い話し言葉の情報処理技術の確立を目標に活動を進めている.現在国立国語研究所では, このプロジェクトの一環として, モノローグを対象とした大規模な日本語話し言葉コーパスを作成している.このコーパスには, 約700時間(約700万形態素に担当)の音声, 書き起こしテキスト, および形態素などの情報が含まれる予定である.本稿では, 本コーパスの書き起こし基準の詳細について紹介する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-12-21
著者
-
菊池 英明
国立国語研究所
-
前川 喜久雄
国立国語研究所
-
籠宮 隆之
独立行政法人国立国語研究所
-
籠宮 隆之
国立国語研究所
-
斉藤 美紀
国立国語研究所:東京大学大学院
-
小磯 花絵
国立国語研究所
-
小磯 花絵
国立国語研究所言語行動研究部
-
土屋 菜穂子
国立国語研究所
-
間淵 洋子
国立国語研究所
-
間淵 洋子
東京都立大学
-
籠宮 隆之
国立国語研究所 研究開発部門
関連論文
- 「うん」と先行発話の音響的特徴による機能分類
- 「うん」と先行発話の音響的特徴による機能分類 (音声)
- 多次元心的状態を扱う音声対話システムの構築
- コーパス構築と著作権保護(研究開発における情報利用と著作権)
- 現代日本語書き言葉均衡コーパスの設計と検索デモンストレーション(デモンストレーション,日本語学会2007年度秋季大会研究発表会発表要旨)
- KOTONOHA『現代日本語書き言葉均衡コーパス』の開発(資料研究の現在)
- 自発音声とデータベース(音声学・音韻論の過去・現在・未来)
- 講演音声の印象評価尺度
- 助詞の撥音化現象:『日本語話し言葉コーパス』を用いた音声転訛現象の分析
- 英語コミュニケーション能力の自動測定技術の提案
- パラ言語情報に関わる喉頭音源の音響的特徴
- 自発音声コーパスにおけるF0下降開始点位置の分析
- 長/短母音の時間制御特性-自発音声コーパスの分析-(1)
- 大規模自発音声コーパス『日本語話し言葉コーパス』の仕様と作成(国語学会2002年度春季大会研究発表会発表要旨)
- パラ言語情報による発声様式の変化 : 高速ビデオ画像の解析
- 調音音声学から音声の物理学へ : 千葉勉・梶山正登の貢献(母音研究 : Chiba&Kajiyamaから最新研究まで)
- 発話速度の違いが印象評定に及ぼす影響
- 日本語自発音声の韻律ラベリング体系 : X-JToBI
- 自発音声に対する音素自動ラベリング精度の検証
- X-JToBI : 自発音声の韻律ラベリングスキーム
- 『現代日本語書き言葉均衡コーパス』に現れる接続表現形式のジャンル別比較(ポスター発表,日本語学会2009年度春季大会研究発表会発表要旨)
- 日本語地図課題対話コーパスの設計と特徴
- 地図課題コーパス(中間報告)
- 韓国人日本語学習者によるアクセント知覚と音節構造に関する考察
- 「うん」と先行発話の音響的特徴による機能分類(聴覚・音声・言語とその障害,一般)
- 発話の丁寧さの知覚におよぼす語彙的要因と韻律的要因の関係とその社会差
- 相互行為分析のための単位に関する検討(分析、生成と評価)(音声とコミュニケーション及び一般)
- 科学技術振興調整費開放的融合研究推進制度 : (小特集:) : 大規模コーパスに基づく『話し言葉工学』の構築
- 共通日本語話し言葉コーパスの設計
- 『日本語学習者による日本語/母語発話の対照言語データベース』の設計(コーパス)(音声の基礎と応用シンポジウム)
- 音声対話に基づく知的情報検索システム
- 話者交替の精密なモデルに向けて--漸進的発話末予測モデルの提案
- 対話研究にふさわしい発話単位の提案とその評価(2)長い単位
- 相互行為分析のための単位に関する検討
- 先行発話断片の終端部分に存在する次発話者に関する言語的・韻律的要素について
- 自発的音声対話における話者交替の制御に関わる発話末の統語的・韻律的特徴
- 『日本語話し言葉コーパス』の設計の概要と書き起こし基準について
- 『日本語話し言葉コーパス』の設計の概要と書き起こし基準について
- 「日本語話し言葉コーパス」の書き起こし基準について
- 「日本語話し言葉コーパス」の書き起こし基準について
- 会話における話者交替現象のメカニズムに関する一考察(基研研究会「認知科学の数理的基礎づけに向けて」,研究会報告)
- 音声対話コーパスの共有化へ向けて
- 音声対話に対する談話セグメントのタグ方式の検討
- 調音運動から見たパラ言語情報の生成
- 聴取実験に基づく講演音声の印象評定データの構築とその分析
- 自発音声における大局的な発話速度の知覚に影響を与える要因
- 研究報文 講演音声の音声的特徴とその印象に対する評価構造モデル
- 自発音声コーパスにおける講演の音声特徴と印象との関係について (テーマ:一般)
- 自発音声コーパスにおける印象評定とその要因
- 「日本語話し言葉コーパス」の書き起こし基準について
- 自発音声に対する J_ToBI ラベリングの問題点検討
- 『日本語話し言葉コーパス』の構築における計算機利用 (特集 コンピュータによる日本語研究の新展開)
- 大規模話し言葉コーパスにおける発話スタイルの諸相-書き起こしテキストの分析から-
- 日本語話し言葉コーパスの設計 (特集 音声研究関連データベースの動向)
- X-JToBI : 自発音声の韻律ラベリングスキーム
- X-JToBI : 自発音声の韻律ラベリングスキーム
- 言語情報の知覚における韻律と分節音の手がかり - 両耳分離聴による左右耳差の検討 -
- パラ言語情報の生成と知覚 : 多次元尺度法による布置と音響特徴の関係
- パラ言語情報の知覚一同定データの多次元尺度法による分析
- 『日本語話し言葉コーパス』にみられる促音化(ポスターセッション)(第5回音声言語シンポジウム)
- 『日本語話し言葉コーパス』にみられる促音化(第5回音声言語シンポジウム : ポスターセッション)
- 『日本語話し言葉コーパス』にみられる促音化(第5回音声言語シンポジウム : ポスターセッション)
- 『日本語話し言葉コーパス』にみられる促音化
- 「うん」と先行発話の音響的特徴による機能分類
- 『日本語話し言葉コーパス』を用いた自発音声の分析
- 企画委員長挨拶(新会長および新委員長の就任挨拶)
- PNLPの音声的形状と言語的機能
- 話者交替における統語的・韻律的特徴の役割 : 日本語三者会話の定量的分析に基づく考察(会話の音声)
- 円滑な話者交替はいかにして成立するか : 会話コーパスの分析にもとづく考察
- 音声対話における心的状態変化の予測をともなうメタ発話生成機構(音声言語情報処理とその応用)
- 日本語有声破裂音における閉鎖調音の弱化
- C5.日本語ザ行音の調音様式の変異について(研究発表,音声学会2009年度(第23回)全国大会発表要旨)
- 自発音声における大局的な発話速度の知覚に影響を与える要因
- B10. アクセント句を単位としてみた自発音声の韻律特徴 : 韻律境界強度の予備的分析(研究発表,日本音声学会2007年度(第21回)全国大会発表要旨)
- 講演音声の大局的な印象に影響を与える要因
- 庶務委員長挨拶(新会長および新委員長の就任挨拶)
- 6. 『日本語学習者による日本語/母語発話の対照言語データベース』の設計(第309回研究例会発表要旨)
- B11. 講演音声に対する印象評定尺度の作成(第17回全国大会発表要旨)
- 講演に対する印象評定の分析(第305回研究例会発表要旨)
- 日本語話し言葉コーパスの設計(音声研究関連データベースの動向)
- 日本語学習者の長/短母音の同定におけるピッチ型と音節位置の効果
- 会議報告 : ICPhS99(第14回国際音声科学会議)
- 千葉・梶山の『母音論』について(『母音論』出版60年)
- 日本語話し言葉コーパスの音声ラベリング(音声学と音声工学)
- 脳研究への期待(ワークショップ:「音声にとっての脳,脳にとっての音声」,第306回研究例会発表要旨)
- 『日本語話し言葉コーパス』を用いた言語変異研究(音声のバリエーション)
- 日本語長音の短母音化現象 : 語中位置および発話のスタイルとの関係
- 日本語長音の短母音化現象 : 語中位置および発話のスタイルとの関係
- 日本語長音の短母音化現象 : 語中位置および発話のスタイルとの関係
- 石崎雅人, 伝 康晴著, 言語と計算, 第3巻, 談話と対話, 東京大学出版会(2001)
- まえがき(『母音論』出版60年)
- 「コーパスアノテーションの基礎研究」および「コーパス日本語学の創成」
- 言語資源研究系の共同研究プロジェクト
- /z/の調音様式の変異 : コーパスによる分析
- C2-2. 自発音声中のフィラーの特性に関する予備的分析 : 位置と高さの分析(研究発表,日本音声学会2012年度(第26回)全国大会発表要旨)
- 聴取実験に基づく講演音声の印象評定データの構築とその分析
- 前川喜久雄 編/監修 辻井潤一・投野由紀夫・徳永健伸・丸山岳彦・山崎誠・小木曽智信・中村壮範・山口昌也 著『コーパス入門』
- 日本語話し言葉における複合境界音調の役割
- Webを母集団とした超大規模コーパスの開発 : 収集と組織化
- P5. 日本語自発音声におけるfinal loweringの生起領域(口頭発表,日本音声学会2013年度(第27回)全国大会発表要旨)