共鳴ラマン効果を利用した脂肪族アルデヒドの高速液体クロマトグラフィー
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概要
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共鳴ラマン効果は試料の吸収帯がレーザー励起波長と一致したとき著しいラマン強度の増大を示す現象である.そのため試料は一般には有色であり,レーザー光の照射により多量の熱を吸収して分解しやすく,又照射時間経過とともにラマン強度が減衰する.この現象を防ぐために回転セルが使用されるが測定液量が多量に必要であり,レーザー光束の照射面積に比べると不必要な大きさである.本研究ではキャピラリーフローセルを用いて脂肪族アルデヒドの2,4-ジニトロフェニルヒドラゾン誘導体のアルカリ添加直後のラマンスペクトルを得ることができた.このフローセルを応用して共鳴ラマン効果を高速液体クロ・マトグラフの検出器として使用することを検討した.すなわち,アルデヒド誘導体混合物を高速液体クロマトグラフィー(HPLC)で分離後各流出成分に連続的にアルカリ溶液を加え,発色させた後,キャピラリーフローセルヘ導入した.レーザーはアルゴンイオンレーザー488.0 nm,出力300 mW,検出波長1601cm^<-1>でモニターしてクロマトグラムを得た.この条件下でホルムアルデヒド誘導体の2μgまで検量線は直線を示し,検出限界は100 ngであった.
- 1981-02-05
著者
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