高速液体クロマトグラフィー溶離波の静電場噴霧による石英棒上への付着とその水素フレームイオン化検出
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概要
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本研究は,ミクロHPLC(高速液体クロマトグラフィーを以下HPLCと略記)やセミ・ミクロHPLCの検出器として高感度検出が期待でき,溶離成分のすべてが検出できるものの開発を目指した.その方法は,著者らの開発した静電噴霧法を用いて,表面積の大きなけいそう土粉末を溶着した石英ガラス棒の表面に, HPLC溶離液の全量を保持させる.その後,移動相溶媒を除去し,棒上に残存する試料成分のみを水素フレームイオン化検出するものである.この方法によって,ミクロHPLC(ODSカラム),80%メタノール/水,8μl/min の条件で分離溶出するカルボン酸のp-プロモフェナシルエステルの相互分離のクロマトグラムが測定できた.
- 1985-04-05
著者
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