HMMを用いた顔動画像からの表情認識に関する検討
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概要
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表情認織は, 画像通信における知的な符号化[1]や高度なマン-マシンインタフェースの実現のために重要な基礎技術である. 筆者らは, 顔動画像からの表情認識に隠れマルコフモデル(HMM)を用いる手法[2]を拡張した手法を提案し[3], 6種類の基本表情に対して高い認識率を得た. そこでは, 認識対象が特定の人物に限定されていたのに対して, 本稿では複数人物に拡張するためにHMMの出力確率を正規分布の荷重平均で近似する手法を提案する. この手法により, 従来は特徴量として使用できなかった速度ベクトルの利用が可能となった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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