X-Window上におけるLogoインタプリタの実現

概要

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Logoは1967年にマサチューセッツ工科大学の人工知能研究所で生まれた。生みの親であるシーモア・パパート博士は子供たちの知能開発を自然で効果的に促進させる知能的玩具のあり方について探索を重ね、Lispをさらにシンプルで視覚的で、人間的なものへと改良することでこのテーマを実現したのである。現在Logoは子供たちから想像性、独創性、コンピュータへの興味を引き出すものとしてCAI(Computer Assisted Instruction),CAL(Computer Assisted Larning)の中でも高く評価されており世界中で盛んに利用されている。Logoにはタートルグラフィックスという大きな特徴があるため、その実現の際に必ずグラフィックインタフェースを必要とする。この点で、Lispのようなその他の関数型言語と大きる異なっている。本研究では、X-Window上でLogoを作成する際のグラフィックス部分の実現手法を提案する。
社団法人情報処理学会の論文
1992-09-28