音声言語の翻訳機構と多言語翻訳実験
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概要
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より自然な音声言語の翻訳に向けて用例翻訳や依存構造、連想知識などを積極的に利用する翻訳機搆について報告する。自然発話は統語論的には不完全であるものが多く、規範的な文法規則だけでは容易に捉え難い現象が多々現れる。また、疑問、命令、様相など、広義の意味での「ムード」に関する表現の取り扱いも不可避である。bottom-upに依存関係を解析しながら対訳用例の適用を試みる翻訳機構を用いた、日本語と英韓独語の間の話し言葉翻訳について、実験システムの評価結果などを併せて報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-09-04
著者
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