発想法の相違を考慮した翻訳手法の提案
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概要
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それぞれの言語の性格や教育の違いよって発想法は大きく異なり、それらをもとに書かれる論説文が直訳的に翻訳された場合、著者が意図した内容と違って見えることが考えられる。本稿では、日本、米国、英国における発想法の相違によって、論説文の内容や論述手順がどのように違って見えてくるかのアンケート結果を基に、発想法の相違を考慮したパラグラフの構成などを言語間で変換したり、適切な表現を生成したりする計算機システム化の手法を提案する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1999-03-05
著者
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飯田 仁
Atr音声翻訳通信研究所
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飯田 仁
Atr音声翻訳通信研
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曽根 正
国際電気通信基礎技術研究所(atr-i)
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飯田 仁
Atr音声翻訳通信研究所(現:ソニーコンピュータサイエンス研究所)
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西尾 道子
お茶の水女子大学・文教育学部
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