分散環境での要求仕様作成電子会議の実験
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概要
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ソフトウェア開発の多くは,複数の協調作業によって行われる.従って,l人の作業者の支援を目的とした従来のCASEツールでは,不十分であろう.また,従来より開発されてきたグループウェアは一般的な使用を目的とし,ソフトウェア開発という特定の方法論に従ってプロダクトの開発が進められているような状況下では十分な効果をあげられるとは言い難い.特に,ソフトウェア開発では作業履歴を構造的に蓄積し,後段の作業から参照できるようにしておくことが高品質のプロダクトを効率的に作りだす上で重要である.我々は,上記の機能を持った対面式会議用の支援ツール「ハイパー議事録システム」を開発した.本稿では,このツールを既存の電子会議用ツールと組み合わせて,分散会議に適用し,その問題点や必要とされる機能の検討を行う.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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