自己組織化による研究情報の構造化-PCMRへの応用
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概要
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計算機における記憶容量が増大し、データ、知識が複雑化し、計算速度の向上が実現するに伴い、情報の蓄積、管理、検索機能に加えて、高度な情報処理が可能なシステムが要求されている。最近では、科学データベースが大きな研究対象となっており、そのサポートのための新しいデータベースの模索が始まっている.科学データベースとは、科学者が利用するためのデータベースであり、文献データベースのみでなく、科学の研究の対象として用いられる専門領域内の必要なデータを全て集めたものを意味している。情報ベースシステムは、複雑かつ大量である情報を自己組織的に構造化し、研究開発支援の一環として類推、帰納、仮説推論などの高度な処理能力を持つシステムである.本研究では、高分子のC-13NMRに関する研究論文や測定データを、約20年間に渡って蓄積してきたデータであるPCMR-DBを情報ベースとして構築することを目標としている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-09-20
著者
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