ルールベースに基づく最適化処理の設計

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概要

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近年、エンジニアリング・データベース設計に関する研究がさかんである。しかしながら、各応用に特有なデータ・モデルを統合支援する目的での汎用データベース・システムの設計は極めて困難である。その原因としては、それらのデータ・モデルに依存する新たなアクセス手段の提供、現存のアクセス手段の有効使用などの困難な点が挙げられる。これらの問題を改善するために、拡張可能なデータベース管理システムの設計の必要性が明らかになりつつある。特に問い合わせ処理における最適化設計のコストを軽減するために、ルールベースに基づく最適化処理の設計が有効とされる。今回、抽象データ型(Abstract Data Type: ADT)を定義可能な拡張関係データ・モデルを取り挙げ、ルールベースに基づく最適化処理の設計について論じる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-10-16

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