日本語対話処理のためのユーザ入力支援

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概要

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自然語による対話処理システムでは、日常の言葉による計算機とのコミュニケーションを目指している。しかし、人間が用いる多様な表現を正しく理解するには、人間と同程度の言語理解能力が必要となる。このような能力を計算機に持たせることは現状では不可能であるため、システムが受理可能な文が制限されている。しかし、ユーザにはどのような文が入力できるか判らないため、受理できない文を入力することが少なくなく、計算機との円滑な対話の障害となっていた。本稿では、入力文を基に受理可能な文を例示することにより、ユーザが容易に受理可能な文を入力できる支援処理を提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-03-15

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