データベース設計用ジェネレータにおけるパラダイム方式
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概要
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データベース(DB)を設計・構築するためには、基礎情報(データ配置、データ量等)を基にDB設計者が各種パラメータを見積もり、それらの情報を用いてDB構築者がDB構築用のJCL及び制御文を作成している。特に、DBの物理設計及びDB構築においては、DBに関しての知識をある程度持ち合わせていても、OSの基本的な知識が少ない設計者レベルではDBの構築を難しくしていた。更に、JCL (ジョブ制御文)を作成するのに同しような制御文を数多く指定する必要があり、また、前記の制御文と照らし合わせて記述しなければならない事も多々あり、JCL(FD文:資源割当文)と制御文のアンマッチ等の単純なミスが起きやすく、チェックに多くの労力がかかった。本方式は、リレーショナル型データベースを構築するための各種パラメータ見積もりの簡素化、及びシステム内のデフォルト値による一部JCL、及び制御文の自動生成により、DBの非専門家(AP設計者等)がDBを容易に構築可能とするものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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武田 正明
Ntt情報通信処理研究所
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中川 優
Ntt情報通信網研究所
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中川 優
Ntt情報通信処理研究所専用システム研究部
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葛山 善基
Ntt情報通信処理研究所
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中川 優
近畿大学生物理工学部
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中川 優
Ntt 情報通信処理研究所
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