関数型並列データベースシステムSMASHにおけるマルチメディア支援のための基本機能の拡張

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概要

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データベースの有用性が認識され、その利用対象分野は急速に広がっており、また、扱われるデータは、巨大化している。それに伴い、テータベースを対象とする計算機システムは、複雑なデータ構造を柔軟に表現し、かつ、大量のデータを高速に処理する機能を提供することが必要となっている。我々は、テータベースの多様な応用分野に適応可能な関数型並列データベース・システムSMASHの設計および実現を行っている。このシステムの特徴は、データベース処理に関数型計算の概念を適用した点にある。これにより、応用分野に適したデータ構造と、そのデータ構造を対象としたデータベース演算を関数として柔軟に定義することができる。また、関数計算を並列に処理することによって、データベース処理を高速に行う。本稿では、SMASHシステムにおけるマルチメディア支援のための基本機能の拡張について述べる。
社団法人情報処理学会の論文
1994-03-07

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