複数のデータベースを対象とする情報検索支援システム

概要

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データベースの普及に伴い、様々な情報がデータベース化され、オンラインなどで簡単に利用できるようになってきた。これらのデータベースはその種類、情報量ともに年々増加の一途をたどっている。このようにデータベースの種類が多くなると、一般のユーザにとっては、自分の必要とする情報がどのデータベースに収録されているかを判断することが難しくなってくる。また各データベースの検索方法が統一されてない場合は、それぞれについて検索のための知識を習得しなければならない。これらを解決するために、一般のユーザの代わりにオンライン情報検索を行なってくれる。データベース・サーチャーという職業がすでに確立されている。しかし今後、あらゆる方面でデータベースの利用頻度が増すにつれて、情報検索をデータベース・サーチャーに頼るだけでは、対処しきれなくなってくることが予想される。そこで我々は、多数のデータベースに対して充分な検索知識を有していないユーザでも、効率的な情報検索を可能にする情報検索支援システムの開発を行なっている。本稿では、この情報検索支援システムの概要と、検索要求に適したデータベース選択の実現方法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1991-02-25

複数のデータベースを対象とする情報検索支援システム

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