高速度子実体形成きのこの検索とSchizophyllum commune の栄養条件 : 担子菌における分化の機構(第1報)
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概要
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Selection of high fruiting rate basidiomycetes was carried out on a medium containing glucose, yeast extract and agar. Among the 260 strains of basidiomycetes examined, Schizophyllum commune strain No. 1 showed the highest fruiting rate. Formation of the fruit-body was observed 40 hrs after induction with light irradiation.Vegetative growth and fruit-body formation of S. commune strain No. 1 on the defined media consisting of carbon sources, amino acids, vitamins and minerals have been studied. The optimal medium for vegetative growth in submerged culture consisted of pectin, 20 g; arginine, 1g; asparagine, 1 g; glutamine, 1g; potassium phosphate, 0.05 g; magnesium sulfate, 0.05 g; cupric sulfate, 100 μg; manganese sulfate, 100 μg;zink sulfate, 1000 μg; biotin, 10 μg; folic acid, 30 μg; riboflavin, 300 μg; and water, up to 1 liter. The optimal medium for reproductive growth in static culture consisted of pectin, 20g; arginine, 0.2g; glutamic acid, 0.2g; valine, 0.2g; glycine, 0.2g; isoleucine, 02 g; serine, 0.2 g; potassium phosphate, 0.015g; magnesium sulfate, 0.015 g; calcium chloride, 10 mg; zinc sulfate, 1000 μg; ferric sulfate, 300 μg; manganese sulfate, 100 μg;thiamine, 100 μg; biotin, 10μg; pyridoxine, 300 μg; and water, up to 1 liter. Thiamine was found to be an essential requirement for fruiting, and fruiting was enhanced by the addition of Ca^<++>, Zn^<++>, Fe^<++>, Mn^<++>, biotin and pyridoxine
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 1976-03-25
著者
-
吉田 敏臣
大阪大学工学部付属生物工学国際交流センター
-
吉田 敏臣
大阪大学工学部
-
田口 久治
大阪大学工学部醗酵工学教室
-
大山 義朗
西日本化工機kk研究所
-
田口 久治
大阪大 生物工学国際交流セ
-
大山 義朗
西日本化工機kk 研究所
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