XVL : ラティス構造に基づく軽量で高品質なWeb3Dデータ表現
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概要
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VRMLはポリゴンメッシュに基づく形状表現を採用しているため, データサイズが膨大になり, データ転送に多くの時間を要する.そこで, 本論文では軽量で高品質な3Dデータの転送を可能にするXVL(eXtended VRML with Lattice)を提案する.自由曲面データを転送することで, 少ないデータサイズで形状を転送することと, 高品質なレンダリングが実現される.自由曲面は, 自身と同一位相を持つ単純なポリゴンとその付加情報としてデータを管理するラティス構造に変換される.ポリゴンとして扱えるためにVRMLファイルへの組み込みも可能である.ラティス構造はモデリング手法としても有用であり, ポリゴンモデルの操作を通して, 容易にかつ直感的に曲面モデルを生成することが可能である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2000-09-07
著者
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千代倉 弘明
慶応義塾大学環境情報学部
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千代倉 弘明
慶應義塾大学環境情報学部
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脇田 玲
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
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矢島 誠
ラティス・テクノロジー株式会社
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鳥谷 浩志
ラティス・テクノロジー株式会社
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原田 毅士
ラティス・テクノロジー(株)
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鳥谷 浩志
ラティス・テクノロジー(株)
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原田 毅士
ラティス・テクノロジー株式会社
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脇田 玲
慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科
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千代倉 弘明
慶応義塾大学政策・メディア研究科
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原田 毅士
ラティス・テクノロジー
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鳥谷 浩志
ラティス・テクノロジー
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矢島 誠
ラティス・テクノロジー(株)
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