接平面が連続となる有理Bezier曲面の接続方法

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
三次元形状を計算機内部に表現する場合,形状が持つ曲面の表現形式の一つとして有理Bezier曲面がある.有理Bezier曲面とは,Bezier曲面のそれぞれの制御点に重みを持たせて拡張したもので,工学的に重要な円柱,円錐,球といった自然二次曲面を正確に表現できるという利点を持つ.しかし,従来の手法では,接平面が連続になるように有理Bezier曲面同士を接続する汎用的な手法がなかった.そこで本論文では,接平面連続を保ちながら二つの有理Bezier曲面を接続するための,制御点と重みの条件式を導出した.この条件式を満たすように有理Bezier曲面の制御点と重みを生成すれば,二つの曲面を滑らかに接続することができる.さらに,有理曲線を境界に持つ曲線モデルから曲面を内挿する方法として,ここで導いた条件式が有効である.
一般社団法人情報処理学会の論文
1990-10-15

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク