吹付接種の汁液伝染性ウイルス病防除薬剤の選抜試験への応用. : II. CGMMVの接種試験に関する研究
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概要
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自動散布装置を用いて, 接種試験を行なった結果, 3週間生育のキュウリ幼苗(品種:相模半白)に対して, コンプレッサーのゲージ圧力4kg/cm^2, 接種距離20cm, 接種時間0.5秒, カーボランダム含量1%の条件下では, 罹病葉生体重(g)当たり50〜100倍稀釈液の接種源で, 供試幼苗総数に発病が認められた。上記の条件は相互に著しく影響するが, カーボランダム0.5〜2%の範囲内では影響がなく, 20%にすると発病を著しく促進することが認められた。尚, 数種の化学物質について, その発病抑制効果を調べた結果, 著しい効果は認められなかったが, N-lauroyl-DL-methionineの連続3回散布で, 宿主に薬害が認められずに阻害活性が認められた。
- 日本植物病理学会の論文
- 1974-01-20
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