Rhizoctonia solani Kuhn (AG-1, IA) の菌核形成に及ぼす光照射の影響
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概要
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Rhizoctonia solani Kuhn (AG-1, IA) の2菌株を用い, その菌核形成におよぼす光の影響を調べた。本菌の菌糸体に白色螢光燈を連続照射すると, 菌糸伸長および1シャーレ当たりの総菌核重量および菌糸重量は変化しなかったが, 菌核原基および成熟菌核数は増加した。菌核分化の各段階に照射すると, いずれの段階においても菌核数は増加したが, 特に菌糸と原基の時期に照射した場合, その傾向が著しかった。菌核の成熟にともなう着色は光により僅かに抑制された。これはメラニン化を触媒するチロシナーゼの活性減少とよく一致した。
- 日本植物病理学会の論文
- 1983-09-25
著者
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