アリール N-プロピルカーバメートのラット肝酵素系における in vitro 代謝
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
3-Methylphenyl N-propylcarbamateのラット肝酵素による代謝物8種を同定した.この結果よりミクロゾーム加水分解酵素によるカルバミル基の開裂が最もおこりやすく, ついでミクロゾーム酸化酵素系による水酸化がベンゼン環上のメチル基でおこり, さらにN-プロピル基の各炭素, ベンゼン環の4位においても水酸化がおこることが判明した.
- 日本農薬学会の論文
- 1978-02-20
著者
-
牧 伸一
Department Of Agricultural Chemistry Tokyo University Of Agriculture
-
山本 出
Department of Agricultural Chemistry Tokyo University of Agriculture
-
佐藤 勝利
Central Research Laboratories Mitsubishi Chemical Ind. Ltd.
関連論文
- ニコチノイドおよびネオニコチノイドの選択毒性の分子機構
- 3-ピリジルメチルアミンのアミノ窒素原子のジアルキル置換基はシビレエイおよび昆虫ニコチニックレセプターのα-ブンガロトキシン部位とイオンチャンネル部位とを識別する
- イエバエグルタチオン S-トランスフェラーゼのカルコンによる阻害およびそのアイソザイムのラットとの比較
- 昆虫ニコチン性アセチルコリン受容体/イオンチャンネル複合体の薬理的性質とこれらに対するニコチノイドおよびネオニコチノイドの作用の相違
- カルコンによるグルタチオン S-トランスフェラーゼ阻害の活性本体としてのグルタチオン抱合体
- イケリンゴ (Annona glabra L.) 種子に含まれるアセトゲニン系化合物の単離と殺虫効果
- ベンズアニリド類の光分解におけるベンズアミドとイソインドリン化合物の生成
- 害虫防除の毒理学的, 化学生態学的研究
- 日本土壌における除草剤ハロスルフロンメチルの土壌特性と土壌吸着との関連性
- 2 種額の土壌を用いた異なる環境条件下における除草剤ハルスルフロンメチルの分解
- 哺乳動物系における phenthoate の新代謝物
- Cyanox^[○!R]および Surecide^[○!R]の植物体における代謝および土壌中における分解と消長
- はじめに(ハワイ年会 : 農薬化学部門)
- メプロニルの光分解
- メプロニル(バシタック^[○!R])の湛水土壌条件下における容器内での分解
- S-Alkyl phosphorothiolate 系殺虫剤の活性化と解毒
- ラット肝ミクロゾーム酸化酵素系による dialkyl phosphorodithioate からの S-alkyl phosphorodithiolate と dialkoxyphosphinyl disulfide の生成
- インゲンマメ種子に含まれ, 食入アズキゾウムシ幼虫の生育を阻害する生態活性物質
- シビレエイ電気器官のニコチン性アセチルコリン受容体/イオンチャンネル複合体に対するイミダクロプリドおよびその関連化合物の薬理的作用
- ピレスロイドのシクロデキストリン包接化合物の製法, これによるピレスロイド安定化と殺虫作用に関する研究
- アズキゾウムシの交尾フェロモン, erectin, の合成
- ビアラホスのマウスにおける代謝
- 農薬科学これから
- EPN の容器内土壌中における分解
- CLOSING ADDRESS
- 第 5 回国際農薬化学会議について(第 5 回 国際農薬化学会議(V ICPC)
- 農薬 : 安全性をめぐる技術と行政, 福永一夫監修, 白亜書房, 1981, 250 ページ, 2, 800 円
- メプロニル(バシタック^[○!R])のイネ体における代謝
- アリール N-プロピルカーバメートのラット肝酵素系における in vitro 代謝
- ピレスロイドおよびメチルパラチオンの包接化合物の二, 三の棉畠昆虫への効果
- ニコチノイドおよびイミダクロプリド類縁体の構造活性相関
- N-メチルカーバメート抵抗性ツマグロヨコバイのアセチルコリンエステラーゼの阻害における N-メチルカーバメートと N-プロピルカーバメートの共力効果の機構
- N- メチルカーバメート抵抗性ツマグロヨコバイに対する N- メチル, N- プロピルカーバメート混剤の共力殺虫効果
- N- メチルカーバメート抵抗性ツマグロヨコバイのアセチルコリンエステラーゼに対する有効な阻害剤, アリル N- プロピルカーバメート
- ジチオリン酸エステルからのホスフィニルジスルフィド体生成機構