シュー皮焙焼条件の検討 : 第2報 : シューの大きさと第2加熱の温度・時間について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
家庭用ガスオーブンを用いて種々の大きさのシュー皮焙焼時の設定温度と時間を検討した結果,1.イ(12.5g×16個)は180℃15分か200℃12分,ハ(50g×4個)は200℃18分か220℃14分,ニ(100g×2個)は220℃17分,ホ(200g×1個)は220℃20分+150℃15分で何れも余熱10分を加えて焙焼するとよいことがわかった。2.今回の条件のペ一ストでは,設定温度の上限は220℃,大きさの上限は,この規定のオーブンでの天板上のぺ一スト量400g1個,ただ今回の時間配分では脹れ方がやや不足なので焼く時の工夫次第で良好なシュー(400g大)が出来る可能性は十分にあると思えた。3.庫内温とシュー内温上昇勾配の関係では庫内温が同一ならばぺ一ストが大きくなる程,また天板上のぺ一ストが1個で200g以上の場合には庫内温が低い程,それぞれ勾配は緩やかとなるが,ぺ一ストが100g以下になると庫内温の勾配への影響は必ずしも見られなかった。本研究に当り,種々御助力頂きました本学調理学教室の皆様に衷心より感謝の意を表します。尚,本研究の大要は昭和57年11月27日第58回日本家政学会関西支部研究発表会(於:ノートルダム女子大学)にて口演発表したことを附記します。
- 日本調理科学会の論文
- 1983-12-20
著者
関連論文
- 学会誌にみる官能検査の記載実態 : 調理科学及び日本家政学会誌の場合
- シュー生地の物性および膨化に及ぼすソルビタン脂肪酸エステル (スパン20) の影響
- ゼリー強度測定の基礎研究 (第1報) : 測定器と測定値に影響を及ぼす二, 三のFactorについて
- ハンバーグステーキ焼成時の内部温度 : 腸管出血性大腸菌O157に関連して : 第2報 : 材料および混合方法の違いが内部温度に及ぼす影響
- ハンバーグステーキ焼成時の内部温度 : 腸管出血性大腸菌O157に関連して : 第1報 : 焼成条件の違いが内部温度に及ぼす影響
- ハンバーグステーキ焼成時の内部温度 : 腸管出血性大腸菌O157に関連して : 第3報 : 牛肉ハンバーグの肉汁の状態から見た焼き終わりの判定
- シュー生地の保存温度・期間が膨化に及ぼす影響
- スポンジケーキ・パウンドケーキの焼成過程における生地温度履歴と製品への影響 : 第4報 : 同一生地比重のスポンジ・バタースポンジ・パウンドの場合
- 小麦粉成分がシュー生地の均質化と膨化に及ぼす影響
- 短大における調理学実習の組み立て(第3報) : 市販ソフト桐を駆使した調理学実習教材の点検と改善の一試案: 近畿支部 第22回研究発表会講演要旨
- スポンジ・パウンドの焼成過程における生地温度履歴と製品への影響(第4報) : 温度上昇と製品に及ぼすバター有無・製法の影響 : 近畿支部 第22回研究発表会講演要旨
- シュー生地の卵液混入撹拌時の温度が膨化に及ぼす影響
- スポンジ・パウンドの焼成過程における生地温度履歴と製品への影響(第3報) : バタースポンジとパウンドの官能検査と生地の顕微鏡観察
- スポンジ・パウンドの焼成過程における生地温度履歴と製品への影響(第2報) : 生地の配合・性状と温度履歴
- ケーキ焙焼過程における生地温度履歴と製品への影響(第1報) : スポンジケーキとパウンドケーキの場合
- シュー生地の卵混合時の撹拌程度が膨化に及ぼす影響(続報) : 焙焼時の生地内温度挙動と膨化
- シュー生地の卵混合時の撹拌程度が膨化に及ぼす影響
- シュー皮焙焼条件の検討(第3報) : 一定生地条件でのセット温別生地内温挙動と膨化
- 家庭用電気オーブンの予備加熱有無の比較(第2報) : シュー皮の場合
- 近畿支部の所有とした加熱操作別文献要約集と検索プログラムについて : 研究用パソコンソフト(オリジナル)の公開登録(1)
- 連載「家政学を考える1〜7」の一読者として : 名称「家政学」へのこだわり ( 家政学を考える 10)
- 調理学領域研究者を増やすための本誌と調理学実習の役割
- シュー皮焙焼条件の検討 : 第2報 : シューの大きさと第2加熱の温度・時間について
- 家庭用ガスオーブンの予備加熱の必要性について : 第3報 : 1,3,5枚の天板に並べたパン切片のこげ色
- 家庭用ガスオーブンの予備加熱の必要性について : 第4報 : パイの場合
- 実践シリーズ 食品官能検査(33)
- 実践シリーズ 食品官能検査(31)
- 実践シリーズ 食品官能検査(30)
- 実践シリーズ 食品官能検査(28)
- 実践シリーズ 食品官能検査(27)
- 実践シリーズ 食品官能検査(26)
- 実践 食品官能検査(25)
- 実践シリーズ 食品官能検査(24)
- 実践 食品官能検査(23)
- 食品官能検査(22)
- 実践 食品官能検査(21)
- 実践シリーズ 食品官能検査(20)
- 実践シリーズ 食品官能検査(19)
- 実践シリーズ 食品官能検査(18)
- 実践シリーズ 食品官能検査(17)
- 実践シリーズ 食品官能検査(16)
- 実践 食品官能検査(15)
- 実践シリーズ 食品官能検査(14)
- 実践 食品官能検査(13)
- 家庭用ガスオーブンの予備加熱の必要性について : 第2報 : 食パン,ロールパン,クッキーの場合
- 実践食品官能検査(12)
- 実践 食品官能検査(11)
- 食品官能検査(10)
- 食品官能検査(9)
- 食品官能検査(8)
- 食品官能検査(7)
- 食品官能検査(6)
- 実践シリーズ 食品官能検査(5)
- 実践 食品官能検査(4)
- 実践シリーズ 食品官能検査(2)
- 実践 食品官能検査
- 家庭用電気オーブンの予備加熱の必要性について(1) : スポンジケーキの場合
- 家庭用電気オーブンの予備加熱の必要性について : 第1報 : スポンジケーキの場合 : 近畿支部第9回研究発表会講演要旨 : 近畿支部
- 家庭用ガスオーブンの予備加熱の必要性について : 第1報 : スポンジケーキ,シュー皮の場合