栄養計算のコンピュータシステム : 調理用素材面から分類した食品コード表を用いての試み

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概要

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食事調査や献立の栄養計算を, 個々の食品から行うコンピュータシステムを試作した。登録食品のコードは, 四訂日本食品標準成分表を基礎にして調理用素材の面から分類, 出現頻度を考慮して選択, 追加, 配列したHMコードを用いた。なお食品群別の計算は, 19群分類を基礎にして, 6群別または4群別に展開させることにした。また食品群別重量は一定条件のもとで算出し, 調理食品などは使用素材に戻すことにした。個人情報と朝・昼・夕・間食別の食事データを入力すると, 食事別摂取栄養素量, 食品群別摂取量, 栄養比率および所要量に対する割合などを計算し, 印刷する。また入力データと計算結果は保存され, 随時食事診断結果を印刷したり, 画面上に図示したり, 一覧表や集計票を印刷する機能なども備えている。終わりに, 本研究を進めるにあたり, 貴重な御指導, 御助言を賜わりました, お茶の水女子大学福場博保教授に深く感謝申し上げます。
福岡女子大学の論文
1987-01-25

著者

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