ファカルティによる臨床看護実践 : カリフォルニア大学サンフランシスコ校を訪ねて
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概要
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UCSFの教授陣が実践・教育・研究活動を行っている施設を視察し,Community Health Systems部門とFamily Health Care Nursing部門の教授,臨床助教授,ボランティア臨床准教授などにインタビューを行った。その結果,大学教員による臨床看護実践活動は,上級実践看護婦の養成にあたる教員が行っていた。実習施設では,ボランティア臨床准教授が指導にあたっていた。 UCSFでは,文献にみられるすべてのタイプのファカルティ・プラクティス(ユニフィケーションモデルを除く)が行われていた。ナースプラクティッショナーやクリニカルナーススペシャリスト,看護・助産婦などの上級実践を学ぶ学生に質の高い教育をするため,看護学部が創設し,運営する教育実践施設が作られていた。教員は教育と実践と研究を合体して行うことに価値を見出していた。大学のプログラムと適任とされた臨床家を組み合わせることは,ファカルティの専門技術を補完する有用な一つの方法である。これらのモデルは,本学の将来に向けた現在のプロジェクトとの関連でも検討されることが望ましいと考える。
- 聖路加看護大学の論文
著者
-
森 明子
聖路加看護大学
-
片桐 麻州美
神奈川県立保健福祉大学
-
片桐 麻州美
聖路加看護大学 基礎看護
-
長江 弘子
岡山大学大学院保健学研究科
-
中山 久子
聖路加看護大学
-
長江 弘子
聖路加看護大学
-
中山 久子
聖路加看護大学 基礎看護学
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