マガキ幼生に対する Vibrio splendidus biovar II の病原性
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概要
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マガキ幼生の bacillary necrrosis の原因菌である。 Vibrio splendidus biovar II, の病原性に関する検討を行った。 本菌はマガキ幼生に対して強い病原性を示し, 約105CFU/mlの濃度で24時間以内に100%の死亡率をもたらした。 本菌に対する幼生の感受性は5日または10日齢に比べて17日齢で低下した。 本菌の菌体成分および菌体外産物のいずれもマガキ幼生に致死毒性を示したが, 菌の毒素産生能と病原性との間に明瞭な関係は認められなかった。 また本菌は海水中で長期間存在しうることから種苗生産期におけるマガキの重要な病害細菌と考えられている。
- 日本魚病学会の論文
- 1998-06-15
著者
-
中井 敏博
Faculty of Applied Biological Science, Hiroshima University
-
室賀 清邦
Faculty of Applied Biological Science, Hiroshima University
-
室賀 清邦
東北大学大学院農学研究科
-
平田 靖
Fisheries And Ocean Technologies Research Center Hiroshima Prefectural Technology Research Institute
-
中井 敏博
広大生物生産
-
松原 弾司
Hiroshima Prefectural Farming Fisheries Center
-
SUGUMAR Gopalrajan
Fisheries College and Research Institute, Tamil Nadu Veterinary and Animal Sciences University
-
平田 靖
Hiroshima Prefectural Farming Fisheries Association
-
Sugumar Gopalrajan
Fisheries College And Research Institute Tamil Nadu Veterinary And Animal Sciences University
-
Sugumar Gopalrajan
Faculty of Applied Biological Sciecnce, Hiroshima University
-
中井 敏博
Hiroshima Prefectural Farming Fisheries Association
-
室賀 清邦
Hiroshima Prefectural Farming Fisheries Association
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