東支那海産水産生物のPCB含量について
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概要
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Materials used for the present study of polychlorinated biphenyls (PCB) concentrations in the muscle and liver of 21 species of marine animals were collected by trawl fishing in the East China Sea. Analysis proved that PCB concentrations in muscle ranged between 0.01-0.06ppm, and in liver between 0.08-0.28ppm. PCB concentrations in bloody muscle were found to be higher than in ordinary muscle. Kanechlor-600 (KC-600) was absent from muscle, but distinctly present in liver of all marine animals tested except Fugu chinensis. The distribution of PCB concentrations in muscle of these marine animals was plotted on logarithmic probability section paper. The median and standard deviation of the PCB concentration of the marine animals in this area showed 0.018ppm and 0.250, respectively. Consequently, the degree of pollution with PCB of marine animals in the East China Sea was found to be very low as compared with that of fish in other areas.
- 日本水産學會の論文
著者
-
岡 重美
北海道大学
-
高木 光造
北海道大学水産学部
-
飯田 優
北海道大学水産学部
-
岡 重美
北海道大学水産学部食品機能化学講座
-
飯田 優
北海道大学水産学部食品化学第二教室
-
岡 重美
北海道大学水産学部食品化学第二教室
-
高木 光造
北海道大学水産学部食品化学第二教室
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