アメマス肝ホモジネ-トによる塩化ニトロビフェニルエ-テル(CNBE)類および誘導体の変異原物質への転換〔英文〕
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The ability of white-spotted char liver homogenate to convert chlorinated nitrobiphenyl ethers and their nitroso and amino derivatives to mutagens was investigated by using Salmonella/microsome test. p-Nitrobiphenyl ether (p-NO2), 3-chlor p-nitrobiphenyl ether (3-CNO2), 4-chloro p-nitrobiphenyl ether (4-CNO2) and all the nitroso derivatives used induced mutations in Salmonella typhimurium without liver homogenate. Mutagenicities of these compounds were closely related to the bacterial reduction process. While all the amino derivatives used showed no mutagenic activity without liver homogenate. With liver homogenate, the mutagenic activities of p-NO2, 3-CNO2and 4-CNO2 slightly increased while those of the nitroso derivatives greatly increased, and paminobiphenyl ether and 4-chloro p-aminobiphenyl ether among the amino derivatives showed the mutagenic activities. The results obtained reflected that white-spotted char liver homogenate had the ability to convert these compounds to mutagens. The mutagenic activity of these compounds was affected by not only the number of chlorine but also by its position on phenoxy group in the molecules.
- 日本水産學會の論文
著者
関連論文
- 麻痺性貝毒成分の生化学的還元剤による変換
- 麻痺性貝毒成分の化学的還元的変換 二枚貝における麻痺性貝毒成分の相互変換に関連して
- 北海道噴火湾産の毒化ホタテガイにおける部位別PSP組成について
- 北海道噴火湾産の有毒プランクトンProtogonyaulax tamarensisからのgonyautoxin-8及びそのエピマー検出
- 北海道噴火湾産のムラサキイガイに含まれる麻痺性貝毒について
- エゾボラ,オオカラフトバイおよびアヤボラの可食部のアミノ酸組成
- 海藻の窒素同化機構に関する研究 - VIII : 硝酸還元酵素の中間水素伝達体に就て
- 海藻の窒素同化機構に関する研究 - VII : 硝酸還元酵素に対する阻害剤の影響
- 海藻の窒素同化機構に関する研究 - VI : 海藻の部位及び体長による硝酸還元酵素作用力の消長
- 海藻の窒素同化機構に関する研究-6〜8-
- 海藻の窒素同化機構に関する研究 - V : 硝酸還元酵素の水素供与体に就て
- 海藻の窒素同化機構に関する研究 - IV : 硝酸還元酵素の最適温度に就て
- 海藻に関する化学的研究 第9報 : 各種海藻中の塩基性アミノ酸含量に就て
- 海藻の窒素同化機構に関する研究-4・5-
- 海藻の窒素同化機構に関する研究-1〜3-
- 海藻に関する化学的研究 第8報 : 各種海藻中のスレオニン及びセリン含量に就て
- 海藻に関する化学的研究 第7報 : 各種海藻中のチロシン及びトリプトファン含量に就て
- Phycochromoproteid に関する研究 第1報 : 「ウップルイノリ」より Phycoerythrin, Phycocyan の単離精製及び吸収スペクトル
- 海藻に関する化学的研究 第6報 : 「アマノリ」貯蔵中の窒素形態の変化
- 海藻に関する化学的研究-7・8-
- 海藻に関する化学的研究 第5報 : アマノリ中の有機塩基について
- 海藻に関する化学的研究 第4報 : 含硫黄アミノ酸の検索
- 海藻に関する化学的研究-4・5-
- 海藻に関する化学的研究 第3報 : 「アマノリ」の種類別及び季節別の窒素形態の変化
- 海藻に関する化学的研究 第2報 : 「アナアヲサ」「アヲノリ」「ウスバアヲノリ」中のアミノ酸に就て
- 海藻に関する化学的研究 (第1報) : 「アナアヲサ」の蛋白質に関する研究
- 水産動物肉蛋白質の変性に関する研究 (第1報) : 水溶性蛋白質の熱凝固について
- ビフェニールエーテル系除草剤および同族体の魚類に対する毒性研究-II : アメマス肝ホモジネートによるアミノ誘導体からのメトヘモグロビン(Met Hb)形成代謝産物の産生
- ビフェニールエーテル系除草剤および同族体の魚類に対する毒性研究-I : アメマス血球中におけるニトロソ誘導体のメトヘモグロビン(Met Hb)形成
- 昆布の品質-X : 昆布葉体のエキスアミノ酸の分布
- 昆布の品質-IX : マコンブのエキスアミノ酸組成
- 海藻カタラーゼに関する研究-V : ウップルイノリカタラーゼに及ぼす紫外線の影響
- ウルシグサの遊離アミノ酸成分
- 海藻カタラーゼに関する研究第1報各種海藻のカタラーゼ作用カに就て
- フジマツモ・ツノマタの遊離アミノ酸成分
- ツノマタの遊離アミノ酸組成の時期的変化について
- 数種海藻の遊離アミノ酸組成について
- ツノマタより分離した新アミノ酸,S-ヒドロキシメチル-L-ホモシスティンについて
- 腸炎ビブリオおよびその類縁菌における菌体内溶血因子のリボヌクレアーゼ,トリプシン処理による活性化
- 腸炎ビブリオおよび類縁菌の菌体内溶血因子について
- 函館近海産魚介類筋肉中のPCB含量について
- 褐藻マツモより一新ペプチド,アナリピンの単離および二,三の性質について
- スルメイカ,ミズダコ筋肉の腐敗に伴う不揮発性アシン類の消長
- 東部ベ-リング海産数種カレイ類のPCB含量について
- 東支那海産水産生物のPCB含量について
- 北太平洋産数種動物プランクトン中のPCB含量について
- 2,4-ジクロロP-ニトロビフェニルエ-テルおよび2,4,6-トリクロロP-ニトロビフェニルエ-テルの魚体内における動向〔Studies on the toxicities of chlorinated P-nitrobiphenyl ethers to fish-5〕
- アメマス肝ホモジネ-トによる塩化ニトロビフェニルエ-テル(CNBE)類および誘導体の変異原物質への転換〔英文〕
- 塩化ニトロビフェニルエ-テル(CNBE)類の魚類に対する毒性研究-3-CNBE類のコイおよびラット腸内微生物による還元〔英文〕
- ON A NEW AMINO ACID (CHONDRINE) ISOLATED FROM RED ALGA CHONDRIA CRASSICAULIS
- Studies on the Catalase in Marine Algae-II:On the Optimum pH of the Catalase in Marine Algae
- Studies on the Catalase in Marine Algae-IV:On the Stability Against Heat of the Catalase in Marine Algae