伝染性単核症肝炎の臨床的研究
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概要
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過去1年間に,国立下関病院において,7症例の伝染性単核症(IM)を経験したので 報告した.全症例ともEvansのIM診断基準を満足し,同時に,全例とも急性肝炎を合併して いた.IMの診断はEBウィルスに対する抗体によって確診し,7症例中5例にVCA IgM抗 体,および,高力価のVCA IgG抗体を認めた.EBウイルス陽性肝炎では,高IgM血症を,そ の陰性肝炎では高トラスアミナーゼを示す傾向にあった.肝生検を施行したIM肝炎の4症例で は,肝組織内に,門脈域や小葉内のリンパ球を中心とした細胞浸潤とともに,focal necrosisが 観察された.
著者
-
竹本 忠良
山口大学第1内科
-
西岡 幹夫
香川医科大学第三内科
-
西岡 幹夫
山口大学第1内科
-
西村 秀男
山口大学第一内科学教室
-
野田 健一
山口大学第1内科
-
原田 俊則
山口大学第1内科
-
西尾 和政
国立下関病院内科
-
西村 秀男
山口大学第1内科
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