広汎な骨転移とくに頭蓋骨転移をともなった肝細胞癌の1症例
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概要
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頭蓋骨転移を含む広汎な骨転移をきたしたEdmondson II型肝細胞癌の1例を経験した.腹部症状のほか,著明な頭痛および背部痛,下肢痛をもって発症し,単純X線検査によって全身の骨に腫瘍陰影欠損をみとめ,特に頭蓋骨に多数の円形陰影欠損がみられた.本例は頭蓋骨に転移のみられた稀な肝細胞癌の症例であり,初期の臨床症状にも興味が持たれたので報告した.
- 社団法人 日本肝臓学会の論文
著者
-
竹本 忠良
山口大学第1内科
-
三嶋 登志男
愛媛労災病院内科
-
大西 博三
愛媛労災病院病理
-
西岡 幹夫
山口大学第1内科
-
村田 欣也
愛媛労災病院内科
-
大西 博三
愛媛労災病理
-
西村 秀男
山口大学第一内科学教室
-
児玉 隆浩
山口大学第1内科
-
菅 大三
愛媛労災病院内科
-
菅 真美
愛媛労災病院内科
-
西村 秀男
山口大学第1内科
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