他者軽視に基づく仮想的有能感 : 自尊感情との比較から
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概要
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In response to recent social phenomenon of adolescents reporting increasingly higher levels of anger, a new construct "assumed-competence" is proposed in this study.<BR>The purpose of Study 1 is to formulate an instrument to measure individual differences in assumed-competence and to examine the construct validity of the scale by comparing it with self-esteem in relation to past experiences. Four scales designed to measure assumed-competence, past experiences, self-esteem, and narcissistic-competence were administered to 393 university students. The ACS (Assumed-Competence Scale) consisting of 11 items showed high reliability. The ACS showed no significant relationship to self-esteem, but was positively related to narcissistic-competence. Self-esteem was positively correlated with positive experiences and assumed-competence was also positively correlated with negative experiences.<BR>Study 2 aimed at investigating the relationship between assumed-competence and anger measured using Spielbergers STAXI. Results suggested that individuals with high assumed-competence had higher trait anger than those with low assumed-competence. However, self-esteem inhibited the expression of anger.
- 日本感情心理学会の論文
著者
-
速水 敏彦
名古屋大学大学院教育発達科学研究科
-
高木 邦子
名古屋大学
-
速水 敏彦
名古屋大学大学院
-
速水 敏彦
名古屋大学
-
木野 和代
宮城学院女子大学
-
木野 和代
広島国際大学
-
高木 邦子
名古屋大学大学院教育発達科学研究科
-
木野 和代
広島国際大学人間環境学部
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