医薬品に関するリスクコミュニケーション―米国FDAリスクコミュニケーション戦略計画を中心に―
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概要
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In enabling consumers to make thetr own judgments regarding the risks of drugs, it is essntial to share information regarding the risks of drugs among stakeholders (governmental agencies, pharmaceutical companies, healthcare professionals and consumers or patients) and to have communication (risk communication).In particular, the communication between governmental agencies and consumers or patients is given a high priority. Hence, its provisions and strategies should be considered thoroughly.FDAs risk communication efforts are part of a larger drug safety initiative that began in November 2004. In fact, FDA is engaged in verification and strategies aiming at strengthening drug safety. As a part of these efforts, FDA has published the "Guidance Drug Safety Information-FDAs Communication to the Public" and "FDA Strategic Plan for Risk Communication".In this article, we present the "FDA Strategic Plan for Risk Communication" translated into Japanese and explain the situation of risk communication for drugs from the FDA perspective. We also examine the future of risk communication in Japan.
著者
-
山本 美智子
鈴鹿医療科学大学薬学部
-
堀木 稚子
(独)医薬品医療機器総合機構安全第一部
-
杉森 裕樹
大東文化大学大学院スポーツ・健康科学研究科健康情報科学領域予防医学
-
中山 健夫
京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学
-
杉森 裕樹
大東文化大学スポーツ・健康科学部
-
山本 美智子
鈴鹿医療科学大学 薬学部
-
中山 健夫
京都大学大学院医学研究社会健康医学系専攻健康情報学分野
-
杉森 裕樹
大東文化大学スポーツ・健康科学研究科健康情報科学領域予防医学
-
杉森 裕樹
牧田総合病院附属健診センター
-
杉森 裕樹
大東文化大学 スポーツ・健康科学部
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