マツヨイグサ属植物の栽培・育種(第10報) : マツヨイグサ属植物の種間雑種F_1の形態とその種子成分
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概要
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メマツヨイグサを母本として他のマツヨイグサ属植物,オオマツヨイグサ,アレチマツヨイダサ,マツヨイグサ,コマツヨイグサを交配したF_1について栽培実験をおこなった.1.メマツヨイグサ×オオマツヨイグサ,メマツヨイグサ×アレチマツヨイダザのF_1はともに3つの型に分類できた(TABLE I).マツヨイグサ,コマツヨイグサとの交配種子は十分に生長しなかった.2.F_1植物の生存率は両親よりも高くなる傾向があった.3.F_1植物種子中の脂肪油の含量は,両親より高いものはみられなかった.4.種子収量はメマツヨイグサ×オオマツヨイグサではIII型,メマツヨイグサ×アレチマツヨイグサではI型が高い値を示したが,他はいずれも両親よりも低かった.5.F_1植物は一般に成分収量が両親よりも低くなった.
- 日本生薬学会の論文
- 1978-06-20
著者
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