マツヨイグサ属植物の栽培・育種(第2報) : マツヨイグサ属植物種子の発芽
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概要
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マツヨイグサ属植物(オオマツヨイグサ,メマツヨイグサ,アレチマツヨイグサ,マツヨイグサ,コマツヨイグサ)種子の発芽に関して実験をおこなった.1.メマツヨイグサ種子は相当広範囲な温度下で発芽するが,ほぼ20-30°が発芽適温である.2.マツヨイグサ属植物は光発芽性をしめす.採種約40日後の調査によると,上記5種の間で光発芽性の種間差はみとめられない.しかし,採種後2年間にわたって光発芽性の変化を調査した結果によると,時間とともに光依存性は低下する傾向があり,その状態は種によってことなるらしい.3.種子をまく場合,ある程度覆土した方が発芽が良好である.土の厚さは5mm前後が適している.
- 日本生薬学会の論文
- 1973-06-20
著者
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