反射を含むインパルス応答を用いたARモデルに基づく頭部伝達関数の推定 : 複数音源位置のインパルス応答を用いた推定手法の検討(音響信号処理,聴覚,一般)
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概要
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無響室のような自由空間を利用することなく,反射や雑音の存在する音場で個人の頭部伝達関数(Head-Related Transfer Function, HRTF)あるいはHRIR(Head-Related Impulse Response)を推定するために,著者らのグループでは複数音源位置のインパルス応答を用いたARモデルに基づく方法を提案した[Takane et al., Proc. 131st AES Convention(2011)].本報告では,この手法によるHRTF/HRIRの推定精度について,特にAR係数推定に用いるインパルス応答とその方向数について検討を行った.その結果,ある方向のHRTF/HRIRの推定にどのインパルス応答が有効かについて,系統的な傾向は見られなかった.ただし,AR係数推定に用いるインパルス応答の数を増やすことで,HRTF/HRIRの推定精度が改善する可能性が示された.
- 2012-07-25
著者
-
佐藤 宗純
秋田県立大学システム科学技術学部
-
渡邉 貫治
秋田県立大学システム科学技術学部
-
安倍 幸治
秋田県立大学システム科学技術学部
-
安倍 幸治
秋田県立大
-
高根 昭一
秋田県立大
-
渡邉 貫治
秋田県立大
-
安倍 幸司
秋田県立大学システム科学技術学部
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