集合フェロモン剤および共力剤の併用によるカシノナガキクイムシの誘引
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概要
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ナラ類集団枯損被害の病原菌Raffaelea quercivoraを媒介するカシノナガキクイムシPlatypus quercivorusの集合フェロモン剤による誘引試験を行った。その結果,集合フェロモン剤は高純度のものの方が強い誘引力をもつ事,さらには,エタノールやミズナラ丸太からの抽出液を併用する事により,誘引頭数が増加する事が明らかになった。また,ミズナラ丸太のオガ屑や抽出液は,単独で施用した場合でも,カシノナガキクイムシを誘引できる事が確認された。
- 東北森林科学会の論文
- 2008-11-30
著者
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