穿入丸太を用いたカシノナガキクイムシの接種によるミズナラ生立木の枯死
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
剥皮とドリル孔処理を行ったミズナラ生立木を対象に,穿入丸太によるカシノナガキクイムシ人工接種試験を行った。カシノナガキクイムシ接種木6本中5本が枯死したが,非接種の3本は全て枯死しなかった。カシノナガキクイムシの接種によって枯死が再現されたことから,本種が病原菌の伝搬者であることが強く示唆された。
- 東北森林科学会の論文
- 2005-03-31
著者
関連論文
- 京都市京北地域におけるナラ類集団枯損による林分構造の変化
- カシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害対策の検討
- 改良型天敵微生物付与装置を用いたキイロコキクイムシ放虫によるマツノマダラカミキリに対する感染率
- カシノナガキクイムシの接種によるブナ科樹木萎凋病の再現
- H215 集合フェロモンを用いた高度別カシノナガキクイムシ捕獲試験(一般講演)
- カシノナガキクイムシ成虫接種によるミズナラの枯死
- D222 カシノナガキクイムシの穿入したミズナラの生死と繁殖成功度(III)羽化トラップの形状による繁殖成功度の比較(一般講演)
- B223 カシノナガキクイムシの穿入したミズナラの生死と繁殖成功度(II)(生活史 分布)
- A109 合成性フェロモンによるスギノアカネトラカミキリ雌成虫の誘殺消長,交尾率,蔵卵数(防除法・害虫管理・IPM)
- 滋賀県朽木のナラ類集団枯損被害林分の林分構造
- H104 カシノナガキクイムシ集合フェロモンのGC-EADによる解析(一般講演)
- 殺菌剤の樹幹注入によるナラ枯れ防除の実施例
- ササ型林床を有するナラ類集団枯損被害林分の林分構造
- ササ型林床を有するナラ類集団枯損被害林分の林分構造
- カシノナガキクイムシの至近距離音響交信
- 日本海側の森林が枯れてゆく
- カシノナガキクイムシ穿入枯死木に対する各種菌類の植菌
- 樹液がカシノナガキクイムシの繁殖に及ぼす影響
- 愛知県知多半島で行ったナラ枯れの総合防除とその効果(III) : 総合防除3年目の成果
- 集合フェロモン剤および共力剤の併用によるカシノナガキクイムシの誘引
- 昆虫病原性糸状菌Beauveria bassianaを培養した不織布の施用によるマツノマダラカミキリ幼虫の防除(I) : 施用方法による病死率の違い
- 昆虫病原性糸状菌Beauveria bassianaの施用によるマツノマダラカミキリ羽化数の減少および成虫の防除効果
- 穿入丸太を用いたカシノナガキクイムシの接種によるミズナラ生立木の枯死