最終講義東京女子医科大学四半世紀の眼科変遷

概要

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就任中に女子医大創立100年を迎え、また眼科学教室も50周年を迎えた。そんな環境の中で教室を主宰できたのは幸運この上もないことと感じている。医局員の一人ひとりがそれぞれの個性を持って教室作りをしてくれた。その協力の上に立った結果で、深甚の謝意を表したい。,2年前の日本眼科学会総会で特別講演を担当し、「糖尿病網膜症の治療戦略」という総説を講演した。特別講演の演者は日本眼科学会賞という名誉ある賞を受ける。私もその例に従いその賞を拝受した。この賞は恩師を含め、共同研究者や支援してくれた医局員への贈り物であって、決して私個人だけのものではないと肝に銘じている。医師として働いた40年のうちの25年間を過ごした女子医大での診療と研究の成果がこの受賞に大きく貢献してくれた。,未熟な私を見守ってくれ、育ててくれたた女子医大の懐の大きさに感謝する。そして私には到達し得なかった数々の目標を解決して、女子医大が大きく発展することを祈念する。,
2012-10-25