インターネットを用いた顧客ニーズの調査における静止画・動画の効果
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概要
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本研究では,複数の製品・サービスについてインターネットを用いた自由書式の質問による顧客ニーズ調査を行い,静止画および動画を提示することで,引き出せるニーズの内容や具体性がどのように変化するかを明らかにすることを試みた.結果として,動画・静止画を提示することにより,画像を提示しない場合に比べてより多くのニーズが得られること,増えるのは要求品質展開表の低次に対応する具体的なニーズであり,特に,感性品質,応用性・汎用性,使用性に関するニーズが得られること,第三者視点の画像を提示することでより大きい効果が得られること,画像の種類と画像の視点,画像の視点と提示するシーンの間に交互作用があることなどが分かった.
- 2012-07-15
著者
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中條 武志
中央大学理工学部経営システム工学科
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中條 武志
中央大学 理工学部経営システム工学科
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中條 武志
中央大学理工学部
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正木 善雄
中央大学大学院理工学研究科経営システム工学専攻:(現)住友スリーエム株式会社
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向井 稔
中央大学大学院理工学研究科経営システム工学専攻:(現)日本ヒューレット・パッカード株式会社
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向井 稔
中央大学大学院理工学研究科経営システム工学専攻
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正木 善雄
中央大学大学院理工学研究科経営システム工学専攻
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