SN比を応用したユーザー・インターフェイスの誤解のしやすさの評価に関する考察
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概要
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製品の機能が多様化・複雑化するにつれて使用者の誤用を如何に防止するかが重要な課題となりつつある.本論文では, ユーザー・インターフェイスの中でも瞬間的にメッセージを伝える効果が高い絵や記号による表示に焦点を絞り, イメージのばらつきを使って表示の誤解のしやすさを定量的に評価する方法の可能性について検討する.SN比を用いて誤解しやすさを評価する一つの手順を示した上で, ソフトウェア製品のアイコンの評価および製造物責任法との関連で問題となっている警告表示の評価を行い, その有効性・問題点について考察する.結果としてイメージのばらつきをSN比を用いて評価することは, 製品のユーザー・インターフェイスの誤解のしやすさを定量的に論じる上で一つの有効な研究の方向であることが示唆された.
- 社団法人日本品質管理学会の論文
- 1998-04-15
著者
-
中條 武志
中央大学 理工学部経営システム工学科
-
名取 剛
中央大学大学院理工学研究科経営システム工学専攻:(現)日本電気(株)
-
内田 智三
中央大学 大学院理工学研究科管理工学科専攻
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名取 剛
中央大学 大学院理工学研究科経営システム工学専攻
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内田 智三
中央大学 大学院理工学研究科管理工学科専攻:(現)日本電気(株)
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