作業者を教育・訓練・動機付けする方法と標準に従って作業していなかったミスとの関係
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概要
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中條・吉井・菊地は作業管理システムと作業ミスの関連を明かにすることを試み, 標準に従って作業していなかったミスが問題となっている職場が多いこと, これを防止するためには作業者の能力評価を行ったり, 評価結果に基づく計画的な教育・訓練を実施し, 個別の対応を強化するのが有効であることなどを示している.本研究では, この研究結果を踏まえ標準に従って作業していなかったミスおよび対応する教育・訓練・動機付けの方法に着目して企業に対する調査を行い, 両者の関係を明らかにすることを試みた.結果として作業者に対する教育・訓練・動機付けの方法により標準に従って作業していなかったミスの内容・発生率が変わること, 作業ミスの発生に対する教育・訓練・動機付けの方法の影響は, 自動化の度合い, 応援作業者の多さ, 非定常作業の多さ, 品種の多さ, 標準化の状況により変わることなどが検証できた.
- 社団法人日本品質管理学会の論文
- 2000-04-15
著者
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