発展過程を考慮したTQMの評価・診断法に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
TQMの評価・診断については従来からも様々な方法が提案されてきたが, これらはTQMの導入期, 推進期、発展期, 成熱期で企業が重視すべき点が異なることを十分考慮したものではなかった.本研究では, デミング賞, 日本経営品質賞, ISO9000審査登録の評価項目を一定の視点から整理し, TQMの評価・診断のためのフレームワークを導いた.また, 得られたフレームワークに従って, 実際の企業におけるTQMの発展過程を調査し, 集めたデータを用いて活動推進の効果がTQMの状態でどのように異なるかを統計的に解析した.さらに, この解析に基づいて発展過程を考慮したTQMの評価・診断法を提案した.結果として, TQMの状態によってより上位のレベルに進むのに重要な役割を果たす活動が存在すること, このことを考慮した評価・診断法は効果的・効率的なTQMの推進に役立つことなどが分かった.
- 2001-07-15
著者
関連論文
- 調剤薬局におけるFMEAの実施を支援するシステムの提案
- 4-5 コンセプトの提示方法が評価の偏りに与える影響(第71回(本部)研究発表会)(第4会場)
- 医療におけるFMEAの適用
- 1-6 医療におけるエラープルーフ化(4. 研究発表会の要旨, (社)日本品質管理学会 第77回研究発表会)
- 医療におけるエラープルーフ化
- 5-2 価値比率を用いた買い換え意志のモデル化(第64回研究発表会)
- 3-7 顧客満足度と再購入意思の関係に関する研究((社)日本品質管理学会第74回研究発表会)
- 競合品の存在が品質評価と購買意欲との関係に与える影響(投稿論文)
- 5-1 競合品の存在が製品の品質評価・購買意欲に与える影響(3)(第64回研究発表会)
- 2-8 競合品の存在が製品の評価・購買意欲に与える影響(2)(第29回年次大会)
- 1-4 競合品の存在が商品の評価・購買意欲に与える影響(第58回研究発表会)
- 作業管理システムが作業ミスの発生に与える影響
- 2-7 Web上での情報検査における情報の見逃し・早とちりに関する研究(第71回(本部)研究発表会)(第2会場)
- 1-3 ISO9000システム審査における専門性-ISO9000研究会WG2 研究発表の要旨と座長コメント(第31回年次大会)
- コンセプトテストにおける具体性が評価結果に与える影響
- 1-2 要求品質の構造の共通性に関する研究(2) : 消費者の属性による重要品質項目の共通性と相違点(第43回研究発表会)
- RCA(根本原因分析)の勧め : 未然防止の視点から組織のマネジメントを見直す(信頼性・安全性の確保と未然防止)
- 非営利組織を含むサービス産業におけるTQM推進の困難さとその克服に関する研究
- 5-3 市場細分化と売上げの関係のモデル化(第64回研究発表会)
- モジュール化されたTQMの自己評価・診断法
- 1-6 モジュール化されたTQMの評価・診断法(第64回研究発表会)
- 6-6 研究開発マネジメントの評価・診断法に関する研究(第61回研究発表会)
- 1-5 価値比率と購買意欲の関係に製品の属性が与える影響(第30回年次大会)
- 製品の価値指数が購買意欲に与える影響に関する研究
- 6-5 製品の価値比率が売上げに与える影響に関する研究(第61回研究発表会)
- 4-10 魅力的・当たり前に感じる品質項目の変化に関する研究(第71回(本部)研究発表会)(第4会場)
- 1-15 魅力的品質・当たり前品質を考慮した価値指数の提案(4.研究発表会の要旨,(社)日本品質管理学会 第80回研究発表会)
- 発展過程を考慮したTQMの評価・診断法に関する研究
- 1-7 発展過程を考慮に入れたTQM活動の評価・診断方法に関する研究(第64回研究発表会)
- 1-1 TQM活動の体系化に関する研究 : 発展過程を考慮した総合的評価・診断方法をめざして(第29回年次大会)
- 4-6 ソフトウェアの要求把握に関する研究 : 品質表とデータフロー図との比較(第58回研究発表会)
- 作業者を教育・訓練・動機付けする方法と標準に従って作業していなかったミスとの関係
- 緊急時の文章読みにおける見逃し・早とちりの発生しやすさの評価に関する研究
- 緊急時の文章読みにおける見逃し・早とちりの発生しやすさの評価に関する研究
- 5-4 サービスにおける顧客満足度と再利用意思との関係(第64回研究発表会)
- ヒューマンエラーの要因を紐解く(9)FMEA(2)
- ヒューマンエラーの要因を紐解く(8)FMEA(1)
- イメージのばらつきを用いた警告絵表示の誤解のしやすさの評価におけるイメージ項目の選定法
- 4-7 イメージのばらつきによる表示の誤解のしやすさの評価 : 絵による警告表示の評価におけるイメージ項目の選定(第58回研究発表会)
- ISO9000シリーズの有効性に関する調査研究
- 1-5 製品に対する不満の潜在化に関する研究(第62回(中部支部第17回)研究発表会 : 「スピード時代に応える俊敏な経営に関するアプローチ」)
- 医療におけるエラープルーフ化 (特集:医療安全管理の現状と展望)
- 4-6製品マニュアルが人的エラーの発生率に与える影響(第28回年次大会)
- 人の不適切な行動を防止するための管理活動の評価方法
- 新版品質保証ガイドブック(V.2001年から2010年における新たな活動,(社)日本品質管理学会のあゆみ(2001年から2010年まで)-グローバリゼーションを見据えたモノづくりと人づくり-)
- 1-1 要求品質の構造の共通性に關する事例研究
- 1-3 消費者による商品の使用前と使用後の評価と購入量の関係に関する調査研究(第58回研究発表会)
- 6-7 総合的品質管理における方針管理の評価・診断方法に関する研究(第61回研究発表会)
- SN比を応用したユーザー・インターフェイスの誤解のしやすさの評価に関する考察
- 操作ミスの発生のしやすさに基づくソフトウェアマニュアルの評価方法 : 操作内容・条件と記述方法との交互作用への着目
- 3-11 ソフトウェア製品におけるマニュアルとヒューマンエラー発生率との関係(第29回年次大会)
- 5-5 「製品属性」と「使用者・使用状況」のかかわりに基づく人的エラーの予測 研究発表の要旨と座長コメント(第31回年次大会)
- 4-5 海外工場における作業管理と標準遵守率の関係(第58回研究発表会)
- 管理間接職場における小集団プロセス改善活動の進め方(研究会終了報告,QCサークル活動のこれまでと,これから)
- ヒューマンエラー防止のための基本原則とマネジメント (特集 ヒューマンエラー防止の仕組みと工夫)
- 「Qの展開」を目指して(副会長からのメッセージ)
- 3-1 ヒューマンエラーから見たRCA再考(2.研究発表会の要旨,(社)日本品質管理学会 第36回年次大会)
- 医療におけるリスクマネジメントとFMEAの活用(リスクとリスクマネジメント)
- ヒューマンエラーと医療の質・安全
- 1-8 医療におけるFMEAの適用(3. 研究発表会の要旨, (社)日本品質管理学会 第35回年次大会)
- 組織における不適切な人間行動とそのリスク評価(人間と信頼性)
- 2-2 重視される品質項目と好まれる販売形態との関係に関する研究(第71回(本部)研究発表会)(第2会場)
- 4-8 重視する要求品質と販売形態との関係に関する研究(創立30周年記念第66回研究発表会)
- 製品属性と使用者・使用状況の関わりに基づく人的エラーの予測
- 3-2 情報の流れに着目した顧客要求把握プロセスの標準化(第30回年次大会)
- ISO9000活動・TQM活動が組織の活性度・安定度に与える影響
- 使用シーンの提示がコンジョイント分析の結果に与える影響
- インターネットを用いた顧客ニーズの調査における静止画・動画の効果
- 存在価値を持ち続ける(副会長からのメッセージ)
- TQM周辺技術の今,そしてこれから(第10回)人間工学
- 情報の流れに着目した設計開発プロセスの標準化
- 海外エクスプレス 米国のヘルスケア分野における品質改善
- 職場の特性に応じた小集団改善活動--e-QCCのすすめ (特集 次世代型小集団活動)
- 4-3 オンラインショッピングにおける消費者ニーズと行動の関係に関する研究((社)日本品質管理学会第74回研究発表会)
- 4-2 グループインタビューにおける潜在ニーズの顕在化プロセスに関する研究((社)日本品質管理学会第74回研究発表会)
- 4-1 情報提示による潜在ニーズの顕在化に関する研究((社)日本品質管理学会第74回研究発表会)
- 3-4 新製品開発プロセスにおける部門間連携に関する研究((社)日本品質管理学会第74回研究発表会)
- 4-11 重視する品質項目の変化に関する研究(第71回(本部)研究発表会)(第4会場)
- 2-3 多機能製品に対する消費者の価値評価のモデル化に関する研究(第71回(本部)研究発表会)(第2会場)