競合品の存在が品質評価と購買意欲との関係に与える影響(投稿論文)
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概要
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競合品の存在が製品の品質評価と購買意欲との関係に影響を与えることは,すでにいくつかの研究で明らかにされているが,この影響が製品の種類や消費者の属性によってどのように異なるかについては,十分解明されていない.本研究では,仮想購買実験を行い,製品の種類や消費者の属性を系統的に選択,また変化させたうえで競合品の存在が製品品質の評価と購買意欲との関係に与える影響を調べ,競合品の存在による影響の傾向・程度が,製品の種類や消費者の属性によってどう異なるかについて明らかにすることを試みた.結果として競合品の存在が製品の品質評価と購買意欲との関係に与える影響の有無は性別によって異なること,男性については競合品の影響があるが,その傾向・程度は対象している製品の専門知識の必要性,年齢層によって果なること,女性については競合品の影響はないことなどがわかった.
- 社団法人日本品質管理学会の論文
- 2002-07-15
著者
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