イメージのばらつきを用いた警告絵表示の誤解のしやすさの評価におけるイメージ項目の選定法
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概要
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内田らは, 絵表示の誤解のしやすさを表示から受けるイメージのばらつきの大きさを用いて定量的に評価する方法を提案している.しかし, どのようなイメージ項目を用いれば誤解のしやすさを正しく評価できるかについては検討していない.本論文では, 警告絵表示に焦点を絞りイメージのばらつきを用いて表示の誤解のしやすさを評価する際に, どのような種類のイメージ項目を用いるのが有効か実験的に明らかにすることを試みた.結果として, 「判断しやすい」や「よく見かける」などの絵表示そのものに対するパネルの評価を聞くイメージ項目や「重要である」や「生死に関係する」などの絵表示からパネルが受け取ったメッセージの内容を聞くイメージ項目を用いるのが有効であることが分かった.また, 一つ一つのイメージのばらつきの絶対的な大きさだけでなく, ばらつきのアンバランスさが問題となることも分かった.
- 社団法人日本品質管理学会の論文
- 1999-10-15
著者
-
中條 武志
中央大学 理工学部経営システム工学科
-
坂本 毅
中央大学 理工学部管理工学科:(現)(株)東芝
-
内田 智三
中央大学 大学院理工学研究科管理工学科専攻
-
内田 智三
中央大学 大学院理工学研究科管理工学科専攻:(現)日本電気(株)
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