Stop Motion Goggle:高速液晶シャッタを用いた視知覚の拡張
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概要
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本論文では,高速なシャッタを用いて視覚情報を時間選択的に受容可能とすることで肉眼の持つ時空間特性の限界を超えた視知覚の拡張を装着型のシステムで実現する視覚変換装置としてStop Motion Goggle(SMG)の提案を行う.SMGでは,エイリアシング効果を用いることで,周期運動の主観的速度を大幅に低減させることができるのみではなく,肉眼では残像が生じるため視認が難しかった高速物体をリアルタイムに明瞭に観察することができる.提案システムの効果を確認するために,高速に開閉可能な強誘電液晶を用いた電子シャッタを用いた実装を行い,開放時間を0.6-4.0msとして高速に運動する対象の認識率についての評価実験を実施した.その結果,短い開放時間で認識率の向上が見られた.さらに,この知見を反映させた一般向けの展示を実施しSMGの提供する視知覚の拡張体験に対するユーザの反応について観察した.
- 2012-04-15
著者
-
川上 直樹
東京大学 大学院 情報理工学系研究科
-
川上 直樹
東大
-
上間 裕二
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科
-
古川 正紘
電気通信大学大学院 電気通信学研究科
-
杉本 麻樹
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科
-
稲見 昌彦
東京大学大学院情報理工学系研究科
-
杉本 麻樹
慶應義塾大学
-
稲見 昌彦
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科
-
稲見 昌彦
慶應義塾大学
-
上間 裕二
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
-
稲見 昌彦
慶應義塾大学大学院 メディアデザイン研究科/jst Erato五十嵐デザインインタフェースプロジェクト
-
杉本 麻樹
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
-
稲見 昌彦
慶応大
-
永谷 直久
電気通信大学大学院電気通信学研究科|慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
-
稲見 昌彦
科学技術振興機構erato五十嵐デザインインタフェースプロジェクト|慶應義塾大学
-
上間 裕二
慶應義塾大学院メディアデザイン研究科
-
杉本 麻樹
科学技術振興事業団 戦略的創造研究推進事業
-
永谷 直久
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
-
古川 正紘
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科
-
川上 直樹
東京大学大学院 工学系研究科
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