細粒度パワーゲーティングにおける履歴に基づいたスリープ制御方式の検討と評価(低電力設計,システムオンシリコンを支える設計技術)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
電源遮断を行うことでリーク電力を低減する細粒度パワーゲーティングでは、低電力効果が表れる最少スリープ時間である損益分岐点(Brake Even Time:BET)が存在する。そのため、より効果的な低電力化の実現には、効率の良いスリープ制御が重要となる。本研究ではスリープ時間の履歴情報に基づいた複数のスリープ制御方式を検討し、評価を行った。Index方式におけるPG非適用時に対する消費エネルギー削減率は、シフタでは平均36%、乗算器では平均51%であった。
- 2011-02-23
著者
-
宇佐美 公良
芝浦工業大学
-
宇佐美 公良
芝浦工業大学工学部
-
宇佐美 公良
芝浦工業大学情報工学科
-
宇佐美 公良
芝浦工業大学工学部情報工学科
-
宇佐美 公良
芝浦工業大学工学情報工学科
-
武藤 徹也
芝浦工業大学大学院工学研究科電気電子情報工学専攻
関連論文
- MIPS R3000プロセッサにおける細粒度動的スリープ制御の実装と評価(計算機システム)
- 5K-7 省電力MIPSプロセッサコア評価のための計算機システムのFPGAによる試作(マルチスレッドと省電力,学生セッション,アーキテクチャ)
- ランタイムパワーゲーティングを適用したMIPS R3000プロセッサの実装設計と評価(低消費電力化技術)
- 低エネルギーを目的とした大規模リコンフィギャラブルプロセッサアレイSMAの予備評価(リコンフィギャラブルアーキテクチャ,デザインガイア2008-VLSI設計の新しい大地)
- 省電力MIPSプロセッサにおけるOSの試作とシミュレーションによる電力評価(セッション7:資源管理)
- 性能予測モデルの学習と実行時性能最適化機構を有する省電力化スケジューラ(省電力方式)
- MIPS R3000プロセッサにおける細粒度動的スリープ制御の実装と評価(低消費電力)
- 多様な資源を事前予約で同時確保するためのグリッドコアロケーションシステムフレームワークGridARS(グリッド)
- スーパースカラプロセッサにおける細粒度動的スリープ制御の実装と評価(低消費電力,集積回路とアーキテクチャの協創〜どう繋ぐ?どう使う?マルチコア〜)
- スーパースカラプロセッサにおける細粒度動的スリープ制御の実装と評価(集積回路とアーキテクチャの協創 : どう繋ぐ?どう使う?マルチコア)