エゾノハナガサとシロガサガイの生息環境
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概要
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2004年6月3日〜11日,北海道東部の海岸でカサガイ類の調査を行った。これらの地域の潮間帯岩礁域では寒帯性種であるシロガイLottia cassis,サラサシロガイLottia sp.,オボロヅキコガモガイLottia lindbergiが普通に見られた。また,北海道大学厚岸臨海実験所前の海岸の潮間帯下部から潮下帯においてユキノカサガイNiveotectura pallida,シロガサガイLepeta caeca pacifica,根室市浜松では,干潮線付近からエゾノハナガサErginus sybariticusを採集する事ができた。これらのうち,エゾノハナガサとシロガサガイは,図鑑に図示されており存在は認知されているものの,今までに生息状況の詳しい報告例はなく,採集の難しい種であった。今回,生貝が採集できたので,生息状況と併せて報告する。
- 2006-10-10
著者
-
中野 智之
National Museum of Nature and Science
-
小澤 智生
名古屋大学大学院理学研究科地球惑星理学
-
中野 智之
国立科学博物館
-
中野 智之
名古屋大学大学院・環境学研究科
-
中野 智之
名古屋大学・環境
-
小澤 智生
名古屋大理
-
小澤 智生
Department Of Earth And Planetary Sciences Nagoya University
-
小澤 智生
兵庫教育大学
-
小沢 智生
Department Of Geology Kyushu University
-
小澤 智生
名古屋大学・環境
-
小澤 智生
Department Of Earth And Planetary Science Nagoya University
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