走査法文字入力における付加文字盤使用の効果 : 入力文字数およびメンタルワークロードの比較
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概要
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重度肢体不自由者が意思を伝達する場合,1つだけのスイッチを用いて走査法と呼ばれる方式で文字を入力することが必要となる場合がある.仮名文字の連鎖確率を考慮し,確率の高い仮名文字を最初の列(以下,付加文字盤という)に表示すれば文字入力速度が向上できるが,付加文字盤と50音表の両方を確認しなければならないため,メンタルワークロードが増大する.このとき,50音表の背景色を変えて当該文字が付加文字盤に含まれることを示すことにより,付加文字盤使用時のメンタルワークロードを軽減する効果が期待される.そこで,入力文字数,使用時のメンタルワークロード,利用者の使いやすさに関するアンケート結果の3つの指標を用いて,背景色の異なる付加文字盤付き文字盤の有効性を示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2007-10-12
著者
-
中山 剛
国立身体障害者リハビリテーションセンター
-
奥 英久
神戸学院大学
-
河合 俊宏
埼玉県総合リハビリテーションセンター
-
中山 剛
国立障害者リハビリテーションセンター
-
東 真子
立命館大学情報理工学部
-
樋口 宜男
立命館大学情報理工学部
-
樋口 宜男
立命館大学 情報理工学部 メディア情報学科 情報バリアフリー研究室
-
奥 英久
神戸学院大
-
中山 剛
国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所
-
奥 英久
神戸学院大学総合リハビリテーション学部
-
河合 俊宏
埼玉県総合リハビリテーションセンター相談部
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