高次脳機能障害者の情報技術利用に関する実態調査
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概要
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高次脳機能障害者を対象として情報技術,特に携帯電話の利用に関する実態調査を実施した.具体的には,高次脳機能障害者を対象として,携帯電話の利用の実態特にGPSやナビゲーション機能の利用実態に関するアンケート調査を実施した.その際,外出の実態と自律移動支援プロジェクトに対する認知度等もあわせて調査した.その結果,約7割の高次脳機能障害者が携帯電話を利用していること,5%程度しかナビゲーション機能を利用していないことが明らかとなった.また,6割弱の方が道に迷うこと,なかには自宅の近所ですら道に迷う方がいることも判明した.なお,自律移動支援プロジェクトを知っている高次脳機能障害者は少数であることも明らかとなった.
- 2009-07-17
著者
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