ネコ白血病ウイルス感染症の診断
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概要
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1982年5月より17カ月間に, 当講座に依頼のあった合計76例の材料のネコ白血病ウイルス(FeLV)検査を実施した.検査法として, 培養細胞を用いるFocus Inducing Assay(FIA), 血液塗沫標本を用いる間接螢光抗体法(IFA)および酵素抗体法(ELISA)であるLeukassay Fを応用した.その結果, FIAでは5例, IFAでは7例, ELISAでは6例の陽性例が認められた.そして, これら3種検査法の比較をおこない, 現在のFeLV感染症診断法の実際について考察を加えた.
- 鹿児島大学の論文
- 1985-03-15
著者
-
佐藤 平二
家畜微生物学研究室
-
野田 浩正
鹿児島大学農学部獣医学科家畜微生物学講座
-
望月 雅美
家畜微生物学研究室
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野田 浩正
家畜微生物学研究室
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佐藤 平二
家畜微生物学教室
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望月 雅美
鹿児島大 農
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