キャラクタロボット(∂ロボ)を用いたコンテンツ提示インタフェースの評価(表現と評価,<特集>表現のためのインタフェース,および一般)

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概要

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本稿は,キャラクタ端末(∂(デル)ロボ)を用いたコンテンツの提示が視聴者に与える印象を測定したものである.これまで,コンテンツの印象は画像の配色や文章の内容等,個々の要素が複雑に関連しあい,複合的な意味を持って表出すると仮定し,画像の種類,トランジション,BGM,∂ロボ,等の要素が与える印象を個別に測定してきた.今回はこれらの結果をふまえコンテンツ全体が与える印象を考察した.中でも特に∂ロボを用いた場合の印象の変化の測定を目的とし,Web上の情報を原文のまま読み上げる平文と2体が掛け合いをする掛け合いの2種類を基に「∂ロボの登場有無」「BGM」「トランジション」等の要素を任意に重畳させ,各要素が複合したコンテンツの印象の評価を行った.この評価結果から,キャラクタの登場と読み上げ方法の関連や,属性別の印象の相違などの特徴が明らかになった.
2006-07-06

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