複数映像の動的な提示による高意思疎通会議システムの提案(オフィスインフォメーションシステム及び一般)

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概要

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遠隔多地点間での映像を用いたコミュニケーションシステムにおいて、相手の映像を表示することで、参加者は状況を把握でき、相手に対するアウェアネスを維持することが可能になる。一方、映画やテレビでの映像は、複数ショットを切り替えたり、エフェクトをかけたりすることによって、見る側の印象を強調することを可能にしている。このように、映像による利点は様々考えられる。ところが、現在映像コミュニケーションツールにおいて、単一カメラによるフィックス映像しか使われないなど、映像インタフェースの利点が生かしきれていない。そのため、参加者の意図が十分に伝わらなかったり、参加者の集中度を維持することが出来なかったりという問題点が発生する。そこで、本稿では、複数地点のユーザ映像が表示されるウィンドウ枠を動的に変化させることによって、印象を強調し、参加者の視点を誘導することで、参加者同士の理解を高める映像インタフェース手法を提案する。
社団法人電子情報通信学会の論文
2003-05-09

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